H.Kさん

達工房に決めた理由は何ですか?

濃密なカリキュラムで、
基礎から応用まで短期間で学べる

もともと父親が建設業界で働いており、その背中にずっと憧れてきました。中学生の頃には、この業界で働こうと決めていました。
高校を卒業するという時に、改めて自分の進路を考えました。職人の世界はとても下積みが長いということはわかっていましたが、そんな時に高校の先生から紹介されたのが達工房だったんです。達工房では、1年次から5工種の基礎から応用までを学ぶことができ、かつお給料をもらえます。早く独り立ちしたいと考えていたので、とてもいい環境だと感じました。

そこから、親会社である太陽の現場へ何度か見学に訪れました。私が一期生だったので、達工房の見学はできなかったのですが、現在はいつでも受け付けています。太陽の現場は、怒号が飛び交ったりするいわゆる業界のイメージとはかけ離れていました。体育会系一辺倒ではない、年齢関係なくお互いフォローしあう雰囲気。かつ職人特有の仕事にプライドを持ってこなすという、メリハリのある現場だと感じました。いずれは自分もお世話になる現場なので、最終的にはその実情を見て入社を決めました。

達工房に入ってよかった!と思うことは何ですか?

学校としても現場でも、
ひとりの職人として意見を言える

技術的な部分を在学中に一通り学べるということは大きいです。塗装、下地補修、防水、塩ビシート、シーリング。この5工種の資格を約3年間で取れるわけです。現場での経験を積みつつ勉強できる、そんな環境は業界ではなかなかないと思います。
それに、新人研修で社会人マナーもしっかり教えてもらえます。太陽のメインはマンションの大規模修繕なので、居住者の方々と関わることもあります。その際にしっかりと対応できるかは、職人の資質のひとつだと思うんです。技術だけでなく人間力についても、現場で困らないレベルまで引き上げてくれます。

ただ、自分が何よりも魅力的だと感じるのは、上層部の方々が意見をしっかり聞いてくれることです。一期生ということもあり、カリキュラムについての不満などを、社長や会長がわざわざ声をかけてくれて聞いてくれるんです。そして、のちにそれが反映されていたりします。それは現場でも同様で、働く環境としてとてもやりがいがあると感じます。

達工房の雰囲気はどうですか?

コミュニケーションを大切にするから成長できる

達工房で講師になってくれるのは、太陽でもかなりのベテランの域に達している職人の方々です。それこそ、生ける辞書のような存在で、技術だけではなく現場での経験をもとにさまざまなことを教えてくれます。

職人というと怖いおじさんを想像しがちだと思うのですが、そんなことは全くありません。むしろ、たくさんの現場を経験してきたからこそ、コミュニケーションをとることの大切さを知っていて、僕らにもそれを教えてくれています。太陽の現場でも同様です。社風として、技術と同じくらいコミュニケーションを重要視しています。それはお客様にはもちろん、僕たちにも同様です。
わからないことは教えてくれて、段階を踏んで育ててくれるので、「学ぶ」ということでストレスを感じることはありません。それに適性を鑑みて、得意を伸ばして不得意は基本レベルまで教えてくれるので、「なんでもできて、さらに強みのある」職人になれるという場所だと感じています。

あなたの将来の夢を教えてください。

職人として安定しつつ、
将来の可能性を広げる場所

実はまだ、将来のビジョンは定まっていません。最初から何をするべきかを決めている人は多くはないと思いますし、太陽の社員として働くのか、達工房の社員として働くのか、はたまたいずれは独立を視野に入れるのかを、働きながらじっくりと考えられるのが達工房の仕組みだと考えています。
職人の世界は、日給月給が当たり前で、仕事のあるなしでとても不安定です。達工房ならば、卒業後もいずれかの正社員としての道を提示してもらえます。それはとてもありがたいことだと感じています。いくら強がっても、安定して月々のお給料をもらえるということは大切で、いずれ家庭を持ったりしたら余計そうですよね。

まずはしっかり技術を身につけて、職人として働かせてもらいたいです。将来の夢や目標は、現場で働く中で見つけていければいいと思っています。職人の世界を直に見て、自分の可能性を見つめ直す。達工房は、いろいろな可能性を発見できる時間をくれる、そんな場所でもあるんです。

これから達工房で学びたいと考えている人たちにメッセージをお願いします。

やりたいことに没頭できる、
それが達工房
建設の仕事は、とてもやりがいがある仕事だと改めて感じています。実力さえあれば、その分報酬としての見返りも大きい。しっかり形として評価される職業は、そうそうないのではと思います。それに、修繕して綺麗になった建物を見ると、「やってよかった」と感じます。居住者やお客様が喜んでくれるとなおのことです。
しかし、この業界に入ってくるのに二の足を踏んでしまうことも、わからなくはないと考えてしまいます。怒鳴られてばかりで辛い下積みに、安定しない報酬…。そう感じていたら、試しに達工房をのぞいてみてください。
ひとりの社会人として独立しつつ、学ぶ環境が整っている。それに、在学中から現場でもどんどん経験を積めるんです。ここは、やりたいことに没頭できる場所です。皆さんも僕たちと一緒に、一人前の職人を目指しましょう。