「意欲さえあれば、今の建設業界はチャンスです。」
経営部人事総務課

達工房でどういうことが学べますか?

職人の未来のために、
育成から担っていく

達工房は、「職人の地位向上」「技術の継承」「現場の人手不足解消」という3つの目的から設立されました。
そのために、生徒の皆さんには5つの技能を取得してもらうことを目標としています。塗装、下地補修、防水、塩ビシート、シーリング。これらの技能を習得し、“多能工”として独り立ちすることによって、より職人としての価値を高めていきたいと考えています。
また、見て覚えるのではなく、“学ぶ環境”を用意するということも重要です。技術は盗むものという、独特の環境で諦めてしまう若い人たちが増えることは、業界全体の損失になります。経験豊富な講師をつけて、短期間で効率よく学べる環境を整える。現代のニーズに合わせた環境が、この達工房なのです。
そして、学んだことを発揮してもらえる環境も用意する。親会社の太陽や、達工房の社員として、技能の習得後は働いてもらえます。それは、私たちや生徒の皆さんにとってはもちろん、業界全体の活性化にもつながるのではないかと考えています。

達工房ではどんな教育方針を掲げていますか?

大規模修繕工事に特化した
質の高い職人を育成する。

達工房で教える技術は、大規模修繕工事で必要な技術です。
人が住みながら工事をするわけですから、ただ腕が良いだけではお客様(住まいの方)のニーズにこたえることはできません。

技術(ハード)は当然ながら、挨拶・お客様対応・住みながらの工事に対する柔軟性(ソフト)についても教育してまいります。

また、ビジネスマナー等も研修し、今後のキャリアプランのサポートもしてまいります。

職業訓練校として大切にしていることを教えてください。

日本の高い職人技術を伝承していく。

職人の世界は、これまで徒弟制度により完全OJT教育でした。この育成システムが崩壊したことや少子高齢化が加速したことにより、職人不足が社会問題となっております。
これによる最も大きな損害は、日本の高い技術が受け継がれていかないということです。
この職業訓練校でのOFFJT教育の中で、高い技術を伝承させていくことは、日本の建設技術力の維持向上に繋がってまいります。
いつか、達工房を卒業した職人は「流石に腕がいいね」と言われるような訓練校にしていきたいと考えております。

達工房が求める人物像について教えてください。

意欲さえあれば、
今の建設業界はチャンス

現在、建設業界全体で職人の後継者が確実に減ってきています。しかし、対照的に案件は増え続けています。私たちが手がける、マンションの大規模修繕は特に顕著なのではないでしょうか。つまり、「職人を目指す」というだけでチャンスなのです。そして達工房が育成している多能工であれば、そのチャンスはさらに広がります。
目指す動機はどんなものでもいいと考えています。「チャンスを掴みたい」であったり、「手に職をつけたい」でも「安定して多くの収入を得たい」でもいいんです。その目標を達成する舞台は、達工房がすべて用意します。ただし、技術を身につけて、現場で活躍するのはご自身です。目標が何であれ、達成するために努力をするという意欲は必要だと思っています。
また、体力的な心配をする方も多いですが、達工房もしくは太陽ではそんなことはありません。マンションの改修に特化しているため、肉体的な負担はほとんどないのです。現に、女性の入学も予定しており、長く働ける職場としても安心してもらえるのではないでしょうか。

最後に、今後の展望を教えてください。

親会社と共に完全内製化した
最高品質な工事を提供していく。
親会社の太陽に対して、職人の立場で現場の問題をいち早くフィードバックしていくことで、工事品質の改善スピードをあげていきたいと考えております。
また、太陽の現場監督と我々が共同で現場を治めることにより、より質の高い工事を安価に提供していくことが可能となります。今後、益々、職人不足は深刻化してくなか、この事業を通じて高い技術をもつ職人を安定して現場に供給していくことで、社会に貢献していきたいと考えております。